■スッタフの気まぐれ日記 2005年


2005.12.22
雪景色  昨日から日本列島が猛烈な寒波にあってあちらこちらで大雪だそうです。「とは言ってもここらでは比較的雪はあまりふらないんだなー。」なんて思っていたら今朝はつもっていました。子どもの頃なら大はしゃぎで雪合戦や雪だるまを作ったりして遊んでいたんですが、今は「なんだよ、つめてーなー。」ブツブツ言いながら仕事しています。大人は悲しいですね。明日は子ども達がキャンプに来てくれることになっています。冬の空からのステキなプレゼント、思いっきり楽しんで欲しいと思います。



2005.11.20
石窯できたて手作りピザ  先月から団体やグループでのピザ作り体験の申込が多く石窯が活躍しています。家族単位でのピザ作りはダッチオーブンで焼きますが、枚数が多くなるとこなすのに大変なので石窯を使っています。以前は窯の温度をいちいち計って「うーん、今が焼き頃だ。」「待て待て、まだ温度が高い。」「あー冷えてきた。どーしよー。」なんて結構気をつかってストレスためていました。今はテキトーにやっています。テキトーでも結構うまく焼き上がるので石窯はおおらかに使ってやるのがいいようです。



2005.11.05
ポップコーンつくりできたてポップコーン  ここ立花町では町内の小学生を集めて「夢たちばな自然体験塾」と銘打ち、登山や地引き網体験が行われています。このキャンプ場で開催されるときは例年「野外料理」がテーマで、今までパン焼きや薪炊飯で豚汁つくりなんかやってきました。「今年はなにをメニューにするか?」「1年生から6年生までの子ども達みんなに何か作業を分担させられる方法は?」と主催者(町社会教育課)と悩むところです。
 んで、今回は秋の散策を兼ねてムカゴご飯にする「ムカゴ集め」とホイル焼き、空き缶でのポップコーンクッカーをメニューにしました。空き缶のポップコーンクッカーは日本キャンプ協会「CAMPINNG」誌に掲載されていたものです。空き缶にコーンと油を入れてアルミホイルでフタして火にかけるだけ、できればこのとき加工した針金や火ばさみで揺すって上げればほぼ失敗なしに小学1年生でもできます。できたコーンにはこの日は塩こしょうで味付けしましたが、コンソメやシロップなどいろんな味付けをして楽しめそうです。



2005.10.29
鳥の巣  早々と落葉したヤマザクラの木に鳥の巣らしいものを発見。夏は全然気づかなかった。いったいどんな鳥がこの巣で子育てをしたんでしょうか?



2005.09.28
クヌギの実  暑い暑い夏も過ぎました。最近は朝晩も涼しくなっていいなーとしみじみ思います。クヌギにはドングリがたくさんついています。これから秋も深まると、風の強い晩の翌朝地面一杯に落ちていたりします。

 今年の夏も虫に悩まされました。スズメバチやムカデ、毛虫、アブ。そりゃ田舎ですからなんでもいます。カブトムシやトンボ、チョウチョだけしか虫はいないというところはないでしょう。しかし、困るんです。特にスズメバチ。今年はテレビで知ったペットボトルの捕獲器をあちこちのクヌギの木にセットし、なかなかの成果がありましたが、秋になってエサが少なくなるのかやたらとあちこち飛んでいるのと出会ったりします。うっかり遭遇しても慌てずゆっくりと身をふせていなくなるのを待つのがベターですが、頭でわかっていてもやはり怖い。しかし手で追い払ったりするのは攻撃してきて大変危険です。



2005.08.18
鮎探し  「探しものはなんですかー♪」水辺でなにか探しているようですけど、実はときどきキャンプ場内の小川に鮎の放流をやっています。「見つけにくいものですかー♪」なかなか見つけにくいんですが、見つけたら、そーっと追い込んで岩の陰に入ったところつかみます。泳いでいるのをつかむのは宮本武蔵並の運動神経が必要で普通の人にはまず無理です。



2005.07.26
クヌギの樹液  やたらスズメ蜂やカナブンが多いクヌギからは樹液が流れ出しています。白っぽく見えるのがそうです。近くによると甘酸っぱいような黒砂糖のような独特の臭いがします。その臭いに寄せられてカブトムシやクワガタ等いろんな虫が来るわけです。しかしスズメ蜂がどうしても寄ってきてしまうので、他の虫には申し訳ないけど「虫よけ剤」を塗ってしまいます。



2005.06.29
紫陽花  ここ数日は雨。キャンプ場の南側にある杉林の中のアジサイがきれいに咲き誇っています。アジサイの時期といえば梅雨ですがここ一ヶ月は晴天続き。キャンプを予定されている方には気の毒ですが、深刻な水不足にならないようしばらくは雨もやむなしというところでしょうか。



2005.06.25
鮎のつかみ取り鮎の塩焼き  6月から毎週土曜日、キャンプにきた子ども達を相手に恒例の川魚のつかみ取りをやっています。子どもだけで大人はつかみ取り用プールに入れないんですが、ついつい手を出したくなるようでプールの隅で取った魚を子どもに手渡したりしています。「おいおい子どもが自分でつかまえるからおもしろいんじゃないか。」と思いますが、もっと大きなプールがあれば親子参加でやらせてあげたいとも思います。
 鮎はいったんこちらで全部回収し、子ども達に塩焼きにして1匹ずつあげています。子どもは無料ですが、大人は有料になりますので「食べきらんなら、お父さん(お母さん)にちょうだい。」というワザもとびかいます。



2005.06.06
 昨日ご宿泊のお客様からたくさんのお叱りをうけました。2つのグループが飲酒して大騒ぎをし深夜まで奇声をあげていたということで他のほとんどのお客様が「怖くて眠れなかった」「二度とこんなキャンプ場に来ない!」という言葉を残して帰っていかれました。宿直の管理人も幾度と無く注意をしたそうですが、注意したときは静かにするけどしばらくするとまた騒ぎ出す、相手はアルコールも入っているし宿直1名では多勢に無勢という状況。小さい子供さんを寝かしつけたご家族のことなど考えない身勝手な利用者にはこちらも憤慨するばかりですが、いずれにせよ我々としては迷惑を受けたお客様に申し訳ないばかりです。施設開設以来初めてお客様に「お詫び状」を出すことになってしまいました。とにかく早急にできることとして
 ・こういったグループは二度と施設の利用を受け付けない。(これは当然)
 ・グループでの利用があるときは宿直を複数名の体制にする。
 ・「迷惑行為への注意書き」を掲示する。
等の対策をたてることにしました。他にも「当分の間若い人たちのグループ利用を断る。」等の案もあり検討中。
 チェックインの際「施設利用上の注意」として回りの方への配慮をお願いしています。しかし最後は個々のモラルにたよるところになるのでこういったトラブルも正直年に1〜2回あります。そのたびにスタッフがどーしたらいいのか頭をひねることになります。こういった迷惑行為には施設側として黙って見過ごす様なことはできません。なんとか件数0にせねばと思います。



2005.05.27
蛍スズメ蜂の巣  今年はあんまり出てくれないのかなと心配していましたがやっぱりこの時期になるとたくさん飛んでくれてます。
 蝶やテントウムシ、トンボ等きれいな虫は結構ですが、そうでないのもいます。なぜかしらハエも多いし、蚊もいます。ムカデ、蜘蛛、わけのわからないヤツ。人間からいい虫、悪い虫と言われても彼ら昆虫だって種類の関係なく同じ命・・とは思いますがキャンプ場内では人への危害がある虫は駆除します。写真はスズメ蜂の初期の巣です。こんなのはそうそうに発見次第駆除します。



2005.05.16
すいかずら  「でてませんか?」という問い合わせに「そういや去年は5月15日には出ていたな。」と。夕方19時頃から20時まで川辺で待ちましたが夜の気温が少し低いんでしょうか、やっと1匹だけ竹の高い所に確認しました。去年の台風で蛍水路が風倒木でジャングル状態。今年はちょっと心配です。
 まっくら闇のなかに甘い香りが時折します。蛍の写真が撮れなかったので暗闇にカメラを適当にむけたらやっぱりすいかづらでした。いまごろはこの花が満開です。これが風にあおられるとほんとにいい香がするんです。



2005.05.15
ひさびさの石窯手作りピザでお昼ご飯  久留米の情報誌「くるめすたいる」さんと合同企画で石窯ピザづくり&陶芸体験を開催しました。親子で20名から30名くらい集まってもらってのんびりやりたいなーと思っていましたが予想外に反響がありすぐ募集定員50名になったそうです。募集締切後も問い合わせが続いたそうでやっぱり陶芸って関心があるのかなあ。
 午前中に手作りピザをつくってお昼ご飯というプログラム。久々の石窯だったのでちゃんと焼けてくれるか少し不安でしたが、置き火に木炭を使ったことで最後まできれいに焼けてくれました。



陶芸体験色つけ  お腹が落ち着いたら午後から陶芸体験。講師は「男ノ子焼きの里」柳屋栄氏(左写真青いシャツ)と久留米の八尋峰子さん(右写真中央黒いエプロン)。
 今日は「たたら作り」といって粘土を伸ばして板状にし、コップやお皿を作ります。形ができたら化粧土をつかって色つけ。皆さん思い思いの作品ができあがりました。「焼き上がり楽しみにしてまーす。」「一日楽しかったです。」という声。ありがとうございました。



2005.04.27
焼成に入る作品  やってみたい事の上位に陶芸が根強いとのことです。特に30代から50代の女性に。自分で焼いたものに料理をもったりとか花を生けたいということでしょうか。ここ立花町にも男ノ子焼の里があって陶芸教室もにぎやかですし、このキャンプ場でも今年から芸陶体験コースを開設してみました。詳しい内容は5月頃「楽しみ方」のページにアップする予定です。



焼成室  どこの陶芸体験も粘土から形を作ったら、あとは窯元や陶芸教室の先生に預けて「乾燥」「素焼き」「釉薬掛け」「本焼き」をすませて本人に渡すというパターンが一般的です。できあがった作品を受け取るのに約1ヶ月ちかくかかりますが、焼き物の制作工程上やむを得ないところです。ここの陶芸体験コースもとりあえずそう設定しています。
 しかし、しかしですよ、「自分が作ったマイ茶碗、マイ湯呑み!」だったらやっぱり全部の工程を自分でやってみたいじゃないですか。(そうです、私はB型です。)



試作の簡易陶芸窯  図書館で陶芸関係の本をあさってみましたが、自分で作った作品を焼くのは七輪でも出来るそうです。でも湯呑みやお茶碗2,3個程度しか一度に焼けないそうで、できればもう少したくさん入る窯をつくってみたい。それよりなにより薪をくべながらの陶芸家の気分を味わってみたいのです。幸いピザ窯を作ったときの耐火レンガや高温対応の温度計は揃っているし、薪は山のなかなのでたくさん用意できます。資料をもとにオリジナルの陶芸用窯を数回試作してみました。
 つくったといっても構造的には耐火レンガを積んで重ねただけのものです。モルタルで接着もしていません。多目的コーナーにつくってしまったので終わったらすぐ解体、撤去しなくちゃならないので「仮設簡易陶芸窯」試作品になります。燃焼室内径が幅23p、奥行き46p、高さ32p程度、作品をおく焼成室も同じくらいの広さ。



火入れした窯  本格的な窯炊き開始が朝4時から。前の日の夜に火入れして300度くらいには温まっていたはずです。今回焼く作品は壷を4個と前回焼きが失敗した湯呑みやカップが5,6個。基本的に素焼きや釉薬掛はしません。釉薬の知識がないことや、「焼き締め」や「自然灰釉」が個人的に好きなこと、それと工程が「粘土からの形成」「乾燥」「焼成」ですむからです。
 燃料は小割した杉や雑木、竹を使いますが、大工さんが使うブロワー(送風機)で強制的に燃焼室に空気を送ります。難点は非常にうるさいこと。



1000度越えた。  通常焼成の工程は薪窯で最低2日間、本格的には3日以上炊くそうですが時間的都合から1日ですむようなやり方を模索しています。他の電気やガスでも最低12時間はかけないとひびや割れがはいるそうです。
 800度までは軽く上がるので急に温度が上昇しないように調整します。薪をくべると煙がもうもうとでます。住宅地では煙害で窯を閉鎖しなくちゃならないところもあるそうですが、確かにこんな真っ黒い煙が流れてきたら苦情ものでしょう。  800度から1000度になるとなかなかすーっと温度が上がってくれません。1000度を超すのが大きなハードルですが今回はなんとか越えてくれました。  過去の最高温度は1080度が限界でした。今回もやはりその当たりで温度がうろうろします。小割した薪をくべると煙が出て温度が7、80度くらい下がります。試しに大割の薪をくべると温度が下がらず上昇してくれました。初めての1100度突破。



窯からでる炎  煙を出しながら温度を上げきれれば「還元焼成」、煙が澄み切って温度が上がれば「酸化焼成」になるようですが、焼き上がりの色が全く違います。1000度を超え、大割の薪を使い初めてからは煙が澄み切ってから温度が上がっていきます。
 多分、どこかでダメになるだろうと思いながら竹の煙突をつけていましたが、このころバターンと倒れてしまいました。根本はもう炭 状態。頭にあたらなくてよかった。
 1100度になると窯のいろんな所から炎が吹き出します。ヤケドや火事を起こさないように注意が必要です。



窯出し焼成した作品  1178度まで上がりましたが、それ以上は燃料の薪をいろいろ替えても上がってくれません。1200度になるまで粘りたかったのですが、用意した薪もなくなって今回は午後1時に終了。煙突、炊き口をふさぎ、窯の回りの掃除、水撒きをして翌日窯出し。
 さて、窯出しですが焼成途中でポンと言う音が聞こえたようなので多分割れたのがあるんだろうなと思っていましたが全部無事でした。今まで袋物といわれる壷や徳利は割れて1個も取れていませんでしたので感激です。
 いかがでしょう。ものをつくる工程を楽しみたい方、ぜひ一緒に焼き物体験やってみませんか?まだまだ窯も試作段階ですが、作品持ち込みでやらてもいいです。個人的にはいずれ小型の穴窯をつくって数日かけてやってみたいと考えています。



2005.04.24
レンゲ畑直売  4月23日、24日は地元北山地区でれんげ祭りが開催ささました。季節の花をイベントのメインにするのは開花時期とイベント予定日がうまくあわないこともあり、例年やきもきされるそうですが今年は畑一面れんげの花がきれいに咲き誇っています。他にも男ノ子焼きの里での窯開きや地元産物の直売など。



男ノ子焼き窯開き男ノ子焼きの里  お天気も半袖でいいくらいのぽかぽか陽気。れんげ畑を眺めながらのダゴ汁を楽しむ方や小川や水車で水遊びする子供がいたり、人手も混雑で身動きできないということもなくのどかな里山で人と人との交流を楽しむという雰囲気が楽しめました。



2005.04.20
 今朝6時11分自宅の2階で寝てたらひどく揺れました。いやですねー、地震は。筑後地方でもでも震度4から5弱だったそうです。
 (管理者の怠慢で)しばらく日記も更新していませんでした。それとデジカメの電源関係が故障で画像がのせられない。今年の筍掘りの様子やきれいな春の草花を紹介したかったんですけど。
 キャンプのほうは夏休み土曜日とゴールデンウィークもすでに予約が埋まってしまいました。ありがとうございます。
 今年は去年みたいにシーズン中台風がたくさん来ないようにと願っています。勿論地震も勘弁。



2005.02.13
道の駅たちばな  県内7番目の道の駅が立花町下辺春国道3号線沿いに今月9日からオープンしました。晴天にも恵まれオープン初日から大混雑。ここのキャンプ場から飛形山越えルートで30分程度のところにあります。



2005.02.02
雪の中のやぎ  この冬一番の寒気到来、ひさびさの雪景色になりました。
 お客さんは問い合わせや見学以外にはめったにいらっしゃらない時期ですが、施設の方では管理棟の部屋の改修工事やバンガローの増設工事、スタッフは町のイベントの「観梅会」への応援なんかで少々気ぜわしい日々です。





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